自分の顔や服やカバンや靴やスキンケアや髪の毛や化粧品のことばかり考えてる。周りが当たり前に生まれもったものを回収するために、必死で稼いだお金とせっかくの休みの時間を、費やしてきた。服をこんなに買ってしまうのももう病気だわ。なんとかして違う自分にって、飢えている。ツイッターで誰かが漫画にして描いてたね。その通りだと思う。本当に欲しいのは、綺麗な顔や胸そのものだけじゃなくて、そういうのを備えた自分への肯定感。ソレが欲しい。

なのに今口唇ヘルペスが薬飲んだり塗ったりしてるのに全然治らずかゆくて赤くて、花粉だかなんだか眉周りもかゆくておかしくなって、耳もちょっとかゆくて変で。せっかくスキンケア頑張ってたのにアレルギー反応で散々だし、おでこはかゆくて触っちゃってひどい有様。つかれた。

姉は私と違って生まれもったもので生きている。いろんな意味で。もちろんそれなりにコンプレックスだのなんだのはあるだろうけど、幼い頃辛い思いもしてるけど、そこから今の自分に対する私は私っていう強さをもってると思う。姉の容姿になりたいとは思わないけど、心ごとなら、姉のようになりたいとは思う。その人が幸せかどうかはその人の心しだいで、私はどこまでいっても思春期にむけられた蔑みによる劣等感から逃げられない。

納期や型式、残業時間と病院の最終受付時間、明日の夕飯の献立、お米やシャンプー化粧品類の減り具合、カードの支払い額、光熱費の先月との差、たるんでいく肌への絶望、そういったもの全て気にしなくていい学生に戻りたい。頭の中洗って綺麗にしたい。