金夜は下北ラプソディでミユキさんの弾き語り聴きに行った。

1人目の人は、昔のもっちーみたいな見た目で 茶色く毛先だけ少し外ハネしたミディアムヘアで 綺麗な声でまっすぐきれいに歌ってた。紺色のシフォンぽいワンピースが茶色い髪と似合っていて、高すぎず甘すぎず聴きやすい通る優しい声で。歌うのは、夢はきっと叶うとか、大地とか、そんな歌詞の応援歌ばかりで。私のなかにはああいう曲はない。心は動かされない。きっとこの人は、自分が歌うのも日頃聴くのもこういう曲で、とても好きなんだろうなって。彼女の名前で聴きに来ているであろう男女混合のグループが、時折声をあげたり やっぱり綺麗だわぁ…とこぼしたりなどしてて。このあと打ち上げみんなでいくんだろう。

この人は、蔑んだ目つきでこの男の人たちにみられたことなんてないんだろう。私は中学生の頃は、こういう人たちから鼻で笑われていた。私を笑った鼻の下は、かわいい子の前ではよく伸びてた。急に好青年みたいな顔して笑ってた。みんながみんなそうなわけではないのはわかってる。

けど、みんな優しいって、思ってるんだろう。この人に見えてる世界と私が見ていた世界は違う。でも別にどっちが正しい訳でもなく、この人にとって優しい人達ならそれはそのまま真っ直ぐ、優しい人達で、合っている。それでいい。と今は思う。眩しいな。大地がどうの、夢がどうのと、ふわふわとした歌詞をまっすぐ歌える姿に まぶしくてたまらないなって思った。わかって欲しい訳ではないなって、思った。一生わからないでいてくれ、そのまま綺麗でいてくれ、みたいな気持ちになった。

なんて、全部ただの妄想なんだけども。どんな人かなんてちっとも知らん。わからん。

ミユキさんの歌はね、好き。たまらん。最高。はー。カッコよかった。すごかった。語彙力!笑  感情を揺さぶられたいんだよ。また別の意味で眩しすぎた。楽しかった。来られて良かった。わたしは同じ場所には居られない人達だけど、ずっと憧れる。関わらせてもらえて嬉しい。何度でも聴きにきたい。

帰りいちねんで食べて美味しかった〜 食べきれずひえってなっちゃった、胃袋ちっちゃくなっちゃった